カルマ×ミツルギ (20041106)


10/13日記絵より。

おまけつき。






何時如何なる場所でも顔色一つ変えることの無い、
氷のような師が、自分の肉を穿つ熱。
拓かれる恐怖と、内襞が裏返ってしまいそうな程のせり上がる圧迫感に、
呼吸の繋ぎ方さえも失念してしまうような極限。

普段よりも幾分温度の上昇した師の呼気が、
時折鼻先を、頬を掠める度に、
全身の産毛の一本一本までもが逆立つ。

こころも、そしてからだまでもが征服されてしまうことへの仄暗い期待に、
異様なまでの昂ぶりを禁じ得なかった。